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『 新潟 meets FUTAKO日本酒女子会 』開催!

大人気日本酒イベント『 FUTAKO日本酒女子会 』が
3月20日(月・祝) @iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ にて開催されます!

今回は『 新潟 meets FUTAKO日本酒女子会 』として、
新潟県から約15の蔵元が参加し、新潟の日本酒をお楽しみ頂けます。

イベントは時間ごとの入れ替え制で、以下の3部構成です!

●『Beauty’s SAKE Style』新潟の日本酒を楽しむテイスティングイベント
第1部:11時30分~13時30分(11時開場)
第2部:14時30分~16時30分(14時開場)

●『Premium SAKE Party』新潟の美味しいマリアージュを体感するプレミアムパーティイベント
第3部:18時00分~20時00分(17時30分開場)

*チケットは Peatix にて販売中です!
女性対象のイベントではありますが、女性同伴のグループであれば男性の方も参加できます!

新潟のお酒を一度に楽しめる、貴重な機会です!
ぜひともご参加くださいませ★

また当店でも「 新潟のお酒 」販売中です(^o^)

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酒造り発祥の地「三輪」で唯一の酒蔵が醸す「みむろ杉」

今回は注目度上昇中の「みむろ杉」を醸す今西酒造の蔵元今西将之さんにお越し頂き、

「みむろ杉」のブランドコンセプトや酒造り、そしてそれを根幹から支える「三輪」という

大変魅力的な地域の風土、文化、歴史についてたくさんの事を教えていただきました。

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■「三輪」と「酒」の深い関係

日本最古の道が今に伝わる奈良県「三輪」は、国のはじまり、仏教伝来の地、

素麺や相撲、商売、芸能等、様々な文化発祥の地であり、

道を歩けば歴史にあたると表現されるほど話題に事欠かない場所です。

そして中でも最も注目すべきが<酒造り発祥の地>であること。

三輪と酒を結びつけるキーワードは神様。

「酒、三輪、神」は三位一体の深い関係を結んでいます。

日本最古の神社「大神(おおみわ)神社」に奉られるのはなんと「酒の神様」。

古来より酒は神様と繋がる大切なものとされてきました。

古の人々は神と書いて「ミワ」、神酒についても「ミワ」と呼びました。

酒は神の為にあり、神は三輪であるとされていたのです。

ちなみに、大神神社では三輪山がご神体そのものとして崇められているのですが、

三輪山では「杉」に神様が宿ると言われ、「みむろ杉」の名称の由来となっています。

また、酒造りと三輪の深い関係を示すものとして、

日本最古の実在した杜氏「高橋活日命」が杜氏の神様として

大神神社の摂社「活日神社」に祀られています。

さらに「三輪」は酒造りにはなじみ深い「杉玉」発祥の地です。

毎年11月14日には全国から蔵元・杜氏が集まり、「醸造祈願祭」が行われるのですが、

祭りの後には、お酒の神様が宿る杉から造られた杉玉が全国の蔵元へ配られていきます。

 

■「三輪」唯一の酒蔵「今西酒造」

そんな酒造りに深いかかわりのある三輪で酒造りを営むのが「みむろ杉」を醸す今西酒造です。

現在32歳の若き蔵元、今西将之さんを中心に近年めきめきと酒質を向上させています。

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以前は東京で働いていましたが、4年前に蔵に戻り、蔵の改革に取り組んでいます。

経営的に厳しく酒蔵へ修行に行く時間も作れず、全国の銘醸蔵への見学、

広島の研究所で一か月研修をするなどで、ほぼ未経験からのスタート。

スタッフは平均年齢28歳と今西さんも含めスタッフ3名が中心となって醸します。

改革の一つは、麹室以外のほとんどの設備を入れ替えるほどの大がかりな投資。

(現在では新麹室も完成し、H29BYより徐々に運用していくそうです!)

しかし「楽をする」為の設備投資でなく「美味さを追求する」為の設備投資です。

設備は新しくていいものですが、造りの行程は過酷です。

例えば洗米は毎量10㎏ずつ、麹だけでなく掛米まで。

麹造りは全て泊まり込み。「大吟醸だから」泊まり込むのは妥協だとの事から、

全てのクラスのお酒でそれを行います。

また、酒母用に冷蔵庫を設置し衛生面に加え、酒造り期間の長期化が可能となりました。

それにより一つ一つの行程を丁寧に仕込むことが出来るようになったそうです。

その他、掛け米は雑菌汚染を防ぐためシューターでなく、すべて手運び。

また、ほぼ未経験で酒造りに飛び込んだことから、自らの技術不足を考慮し、

蒸米の放冷はコントロールの難しい機械でなく自然放冷を採用するなど、

自分たちが「お客様の旨い!の為に全てをやりきる」事の出来る環境づくりを大事にしています。

講義中、この「お客様にとって」という言葉は本当に何度も聞かれました。

新たな挑戦をして行く上で、技術的な経験は無くとも、

その目的地「みむろ杉を飲む方の感動」から逆算し、自分たちがすべきこと、

学ぶべきことの答えを導き出し、実践してきた今西さんの言葉はいきいきとして感じられました。

現在では全国新酒鑑評会で金賞受賞するなど、その実力は確実にアップしています。

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■「みむろ杉」ブランドについて

そんな「みむろ杉」のブランドコンセプトは「三輪を飲む」。

酒造りと深いかかわりのある三輪の歴史・風土を反映した造りを行う事を目指しています。

地域の農家さんも世代交代が進み、同世代の仲間と酒米作りで良い協力関係を築いています。

交流にしがらみを持ち込まないよう、また量ではなく品質を高めるため、

酒米はなるべく高価格で買い取っています。そうする事で粒の大きさ、心白の位置の改善に

取り組んでもらうなど、良い米を作りいい酒を醸すという想いを共有しています。

「露葉風」「山田錦」等、酒米は地元産の割合を徐々に増やしていますが、

いずれ全量を三輪産にしたいとの思いがあります。仕込み水と同じ水脈上で育つ米は、

他の地域で造ったランクが上の酒米よりもいいパフォーマンスをするそうです。

地元への想いは、ラベルにも表れています。

三輪山のシルエット、杉の紋様、みむろ杉の「み」は神杉に宿る白蛇様をイメージ。

また、ロゴは三輪山と杉玉をイメージしたものとなっています。

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仕込み水は三輪山の伏流水。万病に効くといわれる「薬井戸」と同じ水です。

やや軟水らしくぬるっとした舌触りを感じるミネラリーな味わい。

その性格はお酒からも感じ取ることが出来ます。

みむろ杉の目指す味わいは、酒造り発祥の地で醸す酒として奇をてらったものでなく、

あくまですべての人が美味しいと思えるような王道の味わいを目指しているそう。

 

穏やかな香り、米の旨みが広がる綺麗な酒質にその思いが表現されています。

ぜひ、皆様も三輪の地に根付く酒造りの歴史、伝説へのロマンを

感じながらみむろ杉を楽しんでください!

 

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